ホームページ
【ぴかちゅ~~の大冒険】「株式☆透視☆日記」「厳選株式リンク集」 「株式☆透視☆日記」バックナンバーでは、株主優待や株主総会の記録、過去の株式売買・相場観・銘柄雑感(2001年~)、「厳選株式リンク集」などを掲載しています。
☆ トラックバック、コメントなど、お気軽にお寄せ下さい。 一年近くブログを放置していたら、コメントは2万件、トラックバックは3千件近く、たまって、嬉しい悲鳴と思いきや、その大半はジャンクぽく、削除してしまいました。(^^)ゞ あまりにも関連のないものは削除するかもしれませんが、お気軽にコメント、TBお寄せ下さい。 ☆ メールはあまり閲覧してないことがありますが、ご意見やご感想、相互リンク先など、お待ちしています。。。 カテゴリ
以前の記事
2010年 10月 2007年 05月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 最新の記事
最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
株式市場は、NY安を受けて大幅に続落し、二番底を探るような展開となってきましたが、個別ではすでに、安値を更新する銘柄が続出しています。なかでも、先日、株主総会に参加し、当ブログでも紹介しましたニッセン(8248)は、業績の下方修正を受けて大きく売り込まれ、連日のストップ安となり、2月高値2200円から772円へと急落しました。ニッセンは、軟調な地合いの中も、底固い動きをしていたものの、今回の暴落で、含み益が一転、大幅な含み損となりました。この他、コーナン商事(7516)も業績下方修正を受けて、窓を開けて下落、村上ファンド関連のホシデンはずるずると値を下げ、荏原、三洋電機なども軟調な展開となっていました。逆張り派の私としましては、絶好の買い場として難平買い下がりをしています。
ニッセンは、今回の業績下方修正を受けて、UBS証券がレーティングを売り推奨に転じたことも、今回の暴落につながったかのようでありますが、確か、UBSは、2月には好業績をはやして、買い推奨しており、いつもながら、証券会社のレーティングを信じると、高値で買わされ、安値で売らされてしまうように思ったりしています。もっとも、UBSが買い推奨を出したのは、二月の高値の少し前ですので、買い推奨で買っても、うまく売り抜けることは可能ですし、今回も、UBSが売り推奨を出してからも、さらに値下がりしていますので、まったくの出鱈目というわけではないということには同意しています。しかし、会社が業績下方修正を出してからの売り推奨であり、そこからストップ安となったのですから、やはり後追い的な気がしてならない感じなのです。好業績がよく、株価が高くなった時が売りであり、業績不信で、株価が売り込まれた時が買いであり、証券会社が買い推奨を出せば売り、売り推奨を出せば買いであるという気がしてなりません。私は、1月の高値で一部売却し、2月以降は、一部ホールドで様子見でしたが、今回の業績下方修正を受けて、まさに、買っていきたいと思ったのでした。もっとも、業績は、ますます悪くなり、株価も下げ止まらない可能性もあるのですが、じっくりと構えていきたいと思っています。 ホールだーとして、贔屓目に見てしまうこともあるのかもしれませんが、ニッセンにしろ、コーナンにしろ、業績の下方修正といっても、ここまで売り込まれほどの内容ではなく、まさに、バーゲンセールで、安値で仕込める天与の買い場という気がしたのでした。村上ファンド関連では、瑞光もずるずると値を下げているのですが、瑞光はまだ買い単価を上回っているため、瑞光よりも、値下がりが目に付く、ホシデンを代わりに仕込んでいます。瑞光もホシデンも、村上ファンドに狙われる会社だけあって、それなりの内容があり、時間はかかるかもしれませんが、買っておいても損はないように思っています。荏原、三洋電機ついても、やはり今が最悪期に近く、今後に期待が持てるのではないかと思って買っています。 #
by pycachu
| 2006-07-16 20:43
| 株式相場・銘柄雑感
株主総会ピークシーズンとなりましたが、先週は、日本電産リード、尾家産業、三洋電機の株主総会に行ってきました。
まずは水曜日に日本電産リード(6833)の株主総会ですが、会場はホテルグランヴィア京都の80席くらいの会場で、参加者は30名くらいだったでしょうか。。。100株単位となったのに、株主総数は494名という少なさで、個人にはあまりなじみのない銘柄のようです。先月、株主総会に行った京進(4735)も同じなのですが、大証二部銘柄には、業績に比べて株価は低迷し、安いからといって、この株を積極的に買おうという個人も少ないというようなこういう銘柄が眠っており、一度、人気がつくと、株価は火柱が吹き上がるように急騰するのではないかと期待を感じています。 株主総会は40分ほどで終了。質問者は1名あり、社長の営業報告がよかったと絶賛されていましたが、やはり機械の話は難しく、二、三度、話しを聞けば、理解も深まるのではないかと思われました。日本電産リードは、「動くもの、回るもの」をコンセプトにグループ形成をする日本電産グループにあって、「動かず、回らない」半導体・液晶などの検査装置を手がけているようなのですが、株主総会での営業報告でのプロジェクターを見ていると、機械の中は、動いたり、回ったりしていましたので、やはり、関連あるグループ企業と考えて良いように思われました。、株主総会には永守会長も出席されていました。 お土産は、ホテルグランヴィア京都のクッキー。賞味期限は9月までで、二箱もらえました(^^)v。 木曜日は、尾家産業(7481)の株主総会ですが、豊崎の本社会議室での開催です。百席くらいのしっかりした会議室で、参加者は関係者・一般両方目に付きました。営業報告は社長が読み上げ、概要をプロジェクターで映しだしていました。ここ数年、連続して参加させてもらっていますが、シンプルながら、判りやすい内容です。今回も増収増益で業績もよいようです。質問はたくさんあり、食の安全や高齢者・病院向けプロジェクト、環境問題についてなど、会社の取り組みについてを問うものが多かったように思われます。今後の業績も堅調なようではありますが、駐車違反の取り締まり強化をうけて、二人乗車を行うなど、人件費のアップの懸念はあるようです。業界の動向として、商社や問屋の傘下に入ってしまう同業他社があるが、尾家産業は大丈夫かという質問に対しては、レテールな顧客への対応など、大手に出来ない独自の分野も多く、十分に対抗できるとの回答でした。今から思えば、質問者は、商社などによる買収についても心配されていたのかもしれませんが、買収防衛策については特に回答はなかったです。キャッシュリッチな会社でもあり、村上ファンドが健在なら、狙われていたかもしれません。配当は一株18円と増配の方向ではありますが、配当性向は現状は22.3%とのことで、まだまだ増配余地はあり、なるべく増配していきたい方向ではあるそうですが、特に目標の数値は定めていないそうです。取締役の増員についても質問があり、売り上げ1000億円プランに向けての増員とのことでした。大きな会社では、取締役の削減がトレンドであっても、成長中の会社にとっては、取締役を増員すれば、社員のインセンティブも上がり、業容拡大にとってプラスであるのかもしれません。 時間は1時間ほどで、お土産には図書カード500円分をもらえました。たしか一昨年は図書カード、昨年は自社ブランドのワカメだったと思われますが、100株以上の株主優待が図書カード500円、1000株以上の株主優待がワカメであっても、やはり図書カードの方が嬉しい気がしています。 そして、金曜日は、三洋電機(6764)の株主総会ですが、会場は梅田芸術劇場、どこかと思っていると梅田コマ劇場だった所のようです。今までも、阪急の車窓から見えていたようなのですが、なんかいつの間にか風景が変わっていても、その存在にまったく気がつきませんでした。株主総会参加者数は1800名との報道もありましたが、座席数が2000席近いメインホールの8割方は埋まっていたように思われます。さすがは、家電メーカーであり、今までで参加した株主総会の規模で最大のように思います。私の参加した株主総会では、帝人や川崎製鉄、りそな銀行あたりも参加者が多かったように思いますが、大劇場を埋めつくす三洋電機の株主総会とは、またなんか違った印象があります。私は三階席まで行きましたが、和服姿のご婦人がオペラグラスを取り出して、総会を見学されていたりして、参加者もすごく多様な感じがしました。マルシェの株主総会も、一般の参加が多く、大規模なものでしたが、あちらはだだっ広い展示会場という感じでしたし、参加者もまたなんか違う気がしました。はっきり言って、三洋電機の方が上品な感じです。 営業報告は、招集通知を要約した原稿を読み上げる感じでしたが、質問のやりとりは面白かった気がします。質問は10件はあったでしょうか。。。例の3000億円の第三者割当て、銀行・証券出身者の取締役就任などにも、質問がありましたが、へたった会社としては、やむを得ない措置のようです。銀行出身の取締役は、三洋の身になって改革を図るとのことでしたが、一般株主としても、それぞれの出身母体の利害を優先させるのではないかと不安が強いように思われました。携帯電話事業におけるノキアとの提携交渉が破談になった件については、次の提携先を探す方向のようですが、必ずしも悲観的ではないような気がしました。三洋電機が傾いた原因としては、構造改革事業と位置づけた半導体、白物家電、テレビ・AVなどの赤字が原因であり、その赤字が解消されれば、その他の事業は好調であり、中期経営計画は、現在好調な事業をさらに進化させようというもので、携帯電話事業も、ノキアとの件が破談になったからと言って、重大な危機をもたらすものではないようです。復配の目途は当分ないようで、収益体質を強化するとのことでした。取締役の持ち株が少ないのではないかという質問に対しては、インサイダーにあたる可能性があり、買い増しすることが出来なかったが、次回までには、解決したいとのことでした。 白物家電事業についての質問で、ドラム式洗濯機「アクア」など、世界で初めての機能を持った製品を三洋が世の中に送りだしても、すぐにそれを追随した他社にシェアをとられてしまっているのではないかという問いに対して、担当執行役は、これからも鋭意努力しますというようなありきたりな回答をしたところ、井植社長は、素早く野中会長に話を振ると、それがなかなか説得力のあるもので、非常に素晴らしいコンビネーションであると思われました。旧来の三洋電機は、素晴らしい技術力を持っていても、カンパニー制の壁に阻まれて、その力が発揮できないようになっていたとのことで、社長直轄でカンパニー制の壁を取り払った結果「アクア」が生まれたとのことでした。また、広告宣伝費も松下700億円、シャープが300億円といった規模なのに、三洋電機は67億円しかなく、販売力が劣っているが、デザインの強化などによって、克服していく道もあるのではないかということだったように思います。 総会は11時40分頃終了。お土産はニッケル水素電池急速充電器セット(単3電池2個入り)が入場時に貰えました。 土曜日は、私の持ち株では、ぴあの株主総会がありましたが、関西では予定はなく、株主総会ピークシーズンの谷間となりました。木曜日は、サンリオの株主総会だったので、一度、ピューロランドに行ってみたいと思いつつ、今回も参加を見送りましたが、もしサンリオに行けば、金曜は、小谷真生子さんのトークショー開催予定のテレビ東京の株主総会、そして、土曜日は、映画上映会の予定のあるぴあの株主総会に行こうかと思ったりしました。そして、本日、日曜日は、関西に戻ってきて、マルシェの株主総会に行こうかと思っていましたが、今日は天気も悪く、マルシェは昨年も行ったので、なんか行くのが面倒な気になって参加を見送りました。飲み放題・食べ放題の懇親会があっても、交通費を考えれば、家でテレビでも見ながらゴハンを食べている方が賢明だという気もしたのでした。尾家産業の株主総会も、雨だし、去年も行ったので、行くのをやめようかとも思ったのですが、今回の暴落局面で、久方ぶりに1000円を割れ、少し買い増ししたので、やはり気になったので行ってみることにしたのでした。 尾家産業の株主総会が開催された木曜日は、証券広報教育センター主催で、メディシノバ(4875)の会社説明会が開催され、こちらにも再び参加し、IR三昧の一日だった気がします。メディシノバは、ヘラクレス銘柄の例に漏れず、今回の暴落局面で大暴落し、かなり買い増ししたので、非常に気になっていたのです。メディシノバの岩城会長兼社長は、相変わらずの強気のようで、新薬候補の開発はほとんどすべて順調に進んでおり、2009年~2010年頃には販売は可能になるのではないかとのことでした。もちろん確約できるものではないとのことですが、現在開発中の8つの新薬候補品のうち、一つでも開発に成功すれば、数百億円規模の収益となり、一般に確率的に見て、フェーズ2→3で42%、フェーズ3の終了が59%とのことなので、将来はかなり明るいようなことを示唆されていたように思われました。現状、年間数十億円規模の赤字ですが、現預金が150億円規模であり、今後数年間は赤字続きの研究開発に耐えうる体力があり、時価総額126億円に過ぎない現状は、いかにも株価が安すぎるのではないかとのことです。今すぐ会社を解散するのであれば、確かに株価は割安ではありますが、今後も赤字が続き、現預金がどんどん減っていけば、時価総額もそれにつれて減っていくことは、当たり前のようでも、株価はそれを先取りしているとも考えられないこともありませんが、研究の進み具合について、確かな判断は出来ないものの、信じうるものがあるのではないかという気がしています。 持ち株を見ると、その人の投資スタイルとが判ると言いますが、これらの会社は、いったいどんな関連があるのかという意見もあるかもしれませんが、やはり、割安であり、今後、株価の上昇が見込めるのではないかという期待があることは共通しているような気がしています。 #
by pycachu
| 2006-06-25 22:40
| 株主総会・会社説明会
それにしても、株式市場は、すごい下げですね~。新興市場が下げ渋ったかと思ったら、今度は主力株が大きく下がって、久しぶりのバーゲンセールのようになってきています。40円台で買った住金は、まだわずかですがホールドしていますが、踏み上げられていたツナギ売りがやっと買い戻せて、現渡ししてしまおうかと思っていた矢先なので、ちょっと得した気分です。。。
その一方、パイオニアが再び下落してきたので、ちょっと買い増ししたり、サムコ(SUMUCOではない6387のサムコ)や京進、メディシノバが大暴落したので、ナンピン買いをしたりしております。新規でも、なんか買いたい銘柄が続出という感じです。高値で買えないと思っていたステラケミファなんかも買えましたし、ヤフーやソフトバンク、ジャパン・ベスト・レスキューなどの新興株、日本基礎技術などの渋い株、第一工業薬品、GSユアサ、ワタベ、クラウディアなどなど・・・新規やご無沙汰の買い戻しやたっぷり仕込みました。またまた、談合事件の当事者となった荏原ですが、買い下がっております。荏原はなんか常習犯的な企業ですが、そのうち改善されるでしょうし、まさに逆張り、アンチ社会的責任投資銘柄です。そろりそろりと買い込んでいた私ですが、でも、もうそろそろ下げ止まって欲しい感じです。。。 それはともかく、3月決算期の株主総会の案内が来ておりますが、古い株主優待券を再び処分売り&プレゼントすることにしますので、詳しくはホームページをご覧下さい。今回、有効期間接近で投げ売りするのは、マルシェの株主優待券(酔虎伝・八剣伝他)(有効期限平成18年6月末)です。その他、サンリオ(ピューロランド・ハーモニーランド共通優待券)、吉野屋、壱番屋(CoCo壱番屋他)、ミニストップのソフトクリーム券などがあります。リンゴのマックスバリュ東北、いかなごのくぎ煮のマックスバリュ西日本もありますが、どちらも、全国のイオン、ジャスコ、マックスバリュ直営全店で利用可能ですので、割引券としても便利かもしれません。。。また、ジャパンの新しい割引券(有効期限平成18年11月末)や、トイザラス・ギフトカード1000円券21枚、日本駐車場開発1日無料利用券、ソフマップ、コンビニのスリーエフ、ホームセンター・コーナンの商品券、エスケーアイの携帯電話新規加入・機種変更5000円割引券などなどもあります。無料でプレゼントするのはHISの割引券です。有効期限が接近していますので、お急ぎ下さい。。。ぴかちゅ~~の大冒険
#
by pycachu
| 2006-06-11 00:34
| 株式相場・銘柄雑感
先週は木曜日に京進、金曜にジャパンの株主総会に行ってきました。二月決算の会社は多いですが、意外と関西企業の持ち株は少なく、あまりレパートリーがない感じです。木曜日は、京進とコーナンの株主総会が重なり、どちらに行こうか迷っていましたが、初めての京進に行ってみることにしました。
京進って、私が学生時代はその存在すらも知らなかったのですが、いつの間に大きくなったのか、今では教室をあちこちで目にすることも多く、チラシを見ていても圧倒的なパワーが感じられます。株主総会の会場は、烏丸五条の京進本社の会議室とのことですが、烏丸五条はいつの間にか、アイフルをはじめ新興企業の立派な本社がたくさん建ちならぶようになっているので、なんだか行ってみたいと思っていました。アイフルの本社も立派ですが、京進もなかなかのものです。 京進は売買単位が100株になって、少しは株主数が増えたようですが、それでも大証2部株ということもあってか、総株主数も1400名あまりに過ぎず、株主総会参加者は40名程度というこぢんまりしたものでした。総会は、はじめに例の事件についての謝罪で始まり、あとは監査報告、営業報告などと定番通りの展開。質問は1件で例の事件についての責任の取り方などについてで、社長・専務は報酬カットを行っているとのことでした。質問者は株主責任ということに触れていましたが、2月に株式分割を行い、実質増配になっているので、大株主でもある社長にとっては、報酬カットを行っても、数千万円以上、配当収入が増えているのではないかという所に、質問者の意図であったのかもしれないと思ったりしています。事件の影響で一時的に業績が悪くなっていますが、優良企業であることには変わりなく、事件の反省を踏まえて会社が飛躍しようとしている時に、減配して株価がさらに下落すれば、M&Aの対象になってしまう恐れもあり、実質増配は正しい経営判断だったのだろうと思ったりしました。 株主総会の後には、会社説明会があるとのことで、総会は30分ほどで終了し、お茶を頂くことが出来ました。会社説明会は、決算報告と経営計画と題して、映像を見せながら、社長自身が熱弁をふるって下さった感じです。今期は事件関連の安全対策などによって、特別損失を計上しましたが、生徒の増加数はにぶったものの、生徒数の増加は続き、教務力の実績などが地域の顧客に支持されていることが確認できました。京セラ流のアメーバ経営を導入されているそうで、組織力、社員の能力向上にも熱心なようで、今期は、拡大計画を見直し、内部充実に注力するそうですが、今後5年の中期計画いおいては、FCを含め4倍近い教室数の拡大が予定されているようです。株主総会の営業報告も、ナレーションに頼らず、社長が自分で読み上げていましたが、急成長してきた会社らしく、頼もしさが感じられた気がして、今回の事件をバネにして、更なる飛躍が期待できるように思われました。 今期、一部の教室や本社隣接地などで若干の減損損失が計上され、自社ビルによる教室など土地・建物などの固定資産が多いことが今後多額の減損損失になるのではないかと気になることでしたが、これらの資産は、教室を出そうとしてもお金がない無名の企業だった時代に、銀行融資のために土地・建物を購入して融資を受けた時のもので、滋賀県の駅裏などの安かった所のものが多く、それが現在では資産となっているようです。それらの教室は、長年の実績から、営業成績が悪くなることはなく、減損損失の対象になる可能性はほとんどないとのことです。滋賀県は関西でも屈指の人口流入が続く地域であり、かつてのさびれた駅裏も、今では分譲マンションが建ち並んだりして、発展の続く地域であり、京進は、京都・滋賀を基盤に全国展開を計画しているようですが、現在は賃貸やFCの教室が中心となっても、優良資産を持つ企業としても注目できそうです。 ちなみに、お土産は、商品券にしては重いし、お菓子にして小さいし、何だろうと思っていましたが、「生活便利事典」という本でした。定価が書いてない旺文社の本で、新品のようではありますが、2000年発行とちょっと古いもので、ブックオフあたりで100円で売っている感じのものでした。 さて、次はジャパンですが、株主優待券を余らせてしまい、有効期限が平成18年5月31日。もうあまり日がありません。1万円分だと思っていたのですが、200円券100枚なので、2万円分でした。とんだ失敗です。金券ではなくて、割引券なので期待は出来ませんが、もっと早くに金券ショップに行けば、5000円程度にはなったかもしれません。。。臨時株主総会には行かなかったのですが、つい最近、株主総会に行ったばかりだと思っていると、やはり秋頃に総会があったようで、決算期の変更があり、5月に開催されるようになったようです。 今回のジャパンの株主総会も本社会議室での開催で、以前と変わっているところは目に付かず、2度目の来訪なのに、なんだか懐かしい気がします。「新生ジャパン さわやか笑顔」。創業者の似顔絵のイラストなのか、あの「さわやかオヤジ」もそのままで、神棚を中心にして飾ってありました。「ワシはジャパンが好きなんや!と言われるジャパンを目指します」「もったいない、もったいないはJの常用語」などの、スローガンも以前のままでしたが、経営陣は2月の臨時株主総会を経て大きく変わったようです。座席は前回と同じく150席ぐらいと思いますが、前よりも空席が多く、参加者はかなり少ないように思われます。 営業報告は、今回も映像を見せながらの簡単なものでしたが、質問は多く、時間はかかりました。今回も6億円を超える減損損失が処理されましたが、それに関しての質問は2件あり、関心の高さがうかがえます。今回の対象は、地価が著しく下落しているか、営業キャッシュフローが継続してマイナスである店舗などが対象とのことですが、減損会計は、営業キャッシュフローが黒字であれば、時価との乖離が大きくても処理する必要がない場合もあったりするようでもあり、普通に考える時価会計とは必ずしも一致するとは言えず、減損処理する場合も、今売ればいくらになるかという正味売却額ではなく、使用価値によって計算される場合もあり、その内容は複雑に思われます。ジャパンも、京進と同じく有形固定資産を多数所有していますが、京進とは大きく異なり、減損処理が続き、その金額も大きいので、その中身が気になることです。ジャパンの店舗144店のうち、そのうちの何店舗が自社所有で、その簿価と時価の乖離など、かなり大きな含み損が今でも残っているのかもいれませんが、おそらくスギ薬局に買収されたことを考えれば、かなり大きなバブルの痛手を受けていたのではないかと思われます。まさに、ダイエーの没落と同じ様なものかもしれませんが、コーナンは賃貸中心に出店して、急成長を遂げてきましたが、こういった失敗を踏まえてのことだったのかと思ったりしました。土地・建物を所有するか賃貸するかは個人にとっても大問題ですが、企業にとっても、含み益となるか含み損となるかは、時代の環境を如何に読むかで大きく明暗が別れ、本当に難しいものだとつくづく思われました。スギ薬局に買収され、1億円を超える解約違約金を払ってまで借入金を返済するなど、大きく体質は変わっての船出なのかもしれません。 この他、質問では、社長をはじめ取締役の持ち株が少ないことが指摘されましたが、役員持株会名義で購入しており、引き出していないとのことでした。いくら雇われ社長とは言え、所有株式が110株しかないでは話にならないということでしょうか。。。また、社員の平均勤続年数が5年程度と短いことについても質問がありましたが、土・日に勤務がある小売業は、若い人から敬遠され、なかなか人材が定着しないとの回答でした。最後の議案決議、監査役についての退職慰労金についての質問では、給与に賞与を含めるのではなく、退職慰労金制度の現状を継続するとのことでしたが、従業員にしたところで、給与として報酬を払ってしまうよりも、長年勤続した結果として退職金があるという形にした方が人材が定着するという意図があるのかもしれません。オーナー経営者が退職した結果、役員退職慰労引当金は2400万円に過ぎなくなり、業績に影響をあたる金額でもないようです。今期の損益計算書には、役員退職金として9400万円が特別損失に計上されていましたが、これは前社長の退職によるものだそうで、前回の臨時株主総会での議題になっていたのか気になることです。。。多いと考えるのか、少ないと考えるのかは意見が分かれるところかもしれませんが、「スギとジャパンで日本一を目指そう!」ということで、経営責任をとっての引責ではなく、前向きな企業合併の結果の退職と考えるなら妥当なところなんでしょうか。。。会議室などに貼られたスローガンやさわやかオヤジのイラストなど、次回はどうなっているのか、なんだか気になります。 お土産は、ワイン2本。ジャパンの取扱商品で、カリフォルニアワインと南アフリカのワインのようです。昨年11月の株主総会のお土産はワイン1本でしたが、値段がどんなものなのかは、わかりませんが、どちらも、さわやかオヤジのイラスト入りラベルが貼ってありました。 #
by pycachu
| 2006-05-28 13:58
| 株主総会・会社説明会
来週、ジャパンの株主総会があるようで、ふと思い出したのですが、実はジャパンの株主優待の期日が、5月31日までだったのです。株主優待券のことは気にしていたのですが、期日のことはすっかり忘れていました。(^^)ゞ
あと、10日しかないので、このページをご覧下さった方に、無料で進呈させて頂くことにします。ジャパンの株主優待券は、200円の割引券が100枚で1万円分あるのですが、とりあえず、2000円分X5名様に、無料進呈させて頂きます。まとめて買いたいという奇特な方がおられましたら、投げ売り特価でお譲りしたいと思っています。 それと、ケーヨーの株主優待カード、こちらも、5月31日が期限なので、こちらも欲しい方がおられましたら、無料でお譲りしようと思っています。あと、ライトンの株主優待も締切が5月31日なんで、こちらはカタログギフトなので無償では、ちょっと・・・という感じで、投売り価格でお譲りしたいと思っています。 マルシェ(6月末)、サンリオ、ミニストップ(7月末)など、有効期限が接近している優待券の他、なかう、吉野屋、COCO壱番屋、スリーエフ、SKI、日本駐車場開発などなどの優待もありますが、これらはオークションの価格を調べてから、有償での譲渡にしようかと思っています。 お待ちかねテレビ東京のクオカードですが、今回は女子アナでした(^_^)v、前回分の時代劇のものとセットで後日、譲渡価格を発表させて頂きます。。。exciteのブログは、売買禁止とか、どうたらこうたら言われても面倒なので詳細はホームページを見て下さいね。以前、申し込まれた方も、初めての方もお気軽にどうぞ。。。 【ホームページ】 ぴかちゅ~~の大冒険 (詳細はホームページを参照してご連絡下さい) #
by pycachu
| 2006-05-21 19:07
| 株主優待
|
ファン申請 |
||